毛髪診断士の認定資格には、有効期限があることをご存じでしょうか。私は「薄毛のミカタ」を運営している毛髪診断士の禿吉です。自分自身が薄毛に悩んだことをきっかけに毛髪診断士の資格を取得し、その後、実際に認定資格の更新も経験しました。
この記事では、公益社団法人日本毛髪科学協会が公表している情報を確認したうえで、私が実際に毛髪診断士を更新したときの流れや費用、更新試験について紹介します。
- 毛髪診断士の資格は何年ごとに更新する?
- 毛髪診断士の更新料はいくら?
- 更新試験はどのような内容だった?
- 実際の更新手続きはどう進んだ?
これから毛髪診断士を取得する方はもちろん、認定資格の更新を控えている方にも、実際に更新した一人の体験として参考になれば幸いです。
- 毛髪診断士の認定資格と有効期限
- 私が実際に経験した資格更新の流れ
- 毛髪診断士の資格更新にかかる費用
- 私が受験した更新試験の形式・傾向
- 毛髪診断士という資格でできること・できないこと
※資格制度、料金、更新方法などは変更される可能性があります。実際に取得・更新する際は、公益社団法人日本毛髪科学協会の最新情報をご確認ください。
毛髪診断士とは?
毛髪診断士®は、公益社団法人日本毛髪科学協会が認定している資格です。同協会では、毛髪診断に必要な基礎的な知識と技術を修得したと理事会が認定した者を毛髪診断士としています。
毛髪や皮膚の基礎、毛髪の疾患、毛髪用香粧品、毛髪診断などについて学ぶ資格ですが、医師などの医療資格ではありません。AGAなどの疾患を診断したり、医薬品を処方したりすることはできない点には注意が必要です。
私自身、美容師でも理容師でもありません。自分が薄毛に悩んできたこと、そして「薄毛のミカタ」で髪について情報を発信する以上、自分自身が毛髪や頭皮について体系的に勉強する必要があると考え、毛髪診断士の認定講習会と試験を受けました。
実際に資格を取得したときの講習内容や試験、費用については、以下の記事で詳しく紹介しています。
毛髪診断士とは?資格の取り方・費用・試験難易度を実際の合格者が解説
毛髪診断士になれる条件は?
毛髪診断士は、美容師や理容師だけを対象とした資格ではありません。日本毛髪科学協会の認定講習会を受講し、認定試験に合格することで資格取得を目指すことができます。
私も理美容業界で働いていたわけではありませんが、実際に認定講習会を受講し、試験に合格して毛髪診断士になりました。
資格を取得した一番の理由は、薄毛について発信するのであれば、インターネット上の情報をまとめるだけではなく、自分自身も毛髪や頭皮についてきちんと勉強したいと思ったからです。
現在の「薄毛のミカタ」でも、毛髪診断士として学んだ知識だけで記事を書くのではなく、日本皮膚科学会、厚生労働省、PMDA、医薬品の電子添文などを確認し、できるだけ根拠を確認できる情報をもとに記事を制作しています。
毛髪診断士の認定証には2年間の有効期限がある
毛髪診断士は、一度資格を取得すれば永久に認定が続く資格ではありません。日本毛髪科学協会によると、毛髪診断士認定証の有効期限は2年間となっており、資格を継続する場合には認定更新が必要です。
私の場合、当時保有していた毛髪診断士の認定期間は「2023年3月末まで」でした。
上の画像は、私が実際に毛髪診断士の資格を更新した際のものです。資格を取得してから時間が経っていたため、普段から更新時期を強く意識していたわけではありませんが、日本毛髪科学協会から届いた案内によって更新時期が近づいていることを確認しました。
私が実際に経験した毛髪診断士の認定更新手順
ここからは、私が実際に毛髪診断士の認定資格を更新したときの流れを紹介します。現在の手続き方法と異なる可能性があるため、具体的な手続きについては最新の案内を優先してください。
1.日本毛髪科学協会から更新案内が届いた
私の場合、認定期間が終了する約4か月前に日本毛髪科学協会から更新についての案内が届きました。そこには認定資格の期限が近づいていることや、資格を継続する場合には更新手続きが必要であることなどが記載されていました。
また、私が更新した際には、認定資格の更新にあたって更新試験の受験と更新料の支払いが必要であることも案内されていました。
2.資格を更新する意思を伝えた
当時届いた案内に従って、日本毛髪科学協会へ資格を更新する意思を伝えました。資格取得時は会場で講習と試験を受けていたため、更新試験についても会場へ行くのかと思っていましたが、私が更新した際にはオンラインで受験できました。
更新方法や受験方法は今後変更される可能性があります。これから更新する方は、協会から届く案内を必ず確認してください。
3.更新料を支払い、更新試験を受験
案内に従って更新料を支払い、更新試験を受験しました。更新試験については後ほど、私が実際に受験したときの形式や出題傾向を紹介します。
毛髪診断士の更新費用はいくら?
毛髪診断士の認定資格の更新料は、日本毛髪科学協会の会員と非会員で異なります。2026年9月現在、同協会の公式サイトでは、会員2,200円(税込)、非会員46,200円(税込)と案内されています。
| 更新料 | 認定期間 | |
|---|---|---|
| 会員 | 2,200円(税込) | 2年間 |
| 非会員 | 46,200円(税込) | 2年間 |
※2026年9月時点で日本毛髪科学協会公式サイトに掲載されている情報です。最新料金は必ず公式サイトをご確認ください。
私は非会員として更新したため、更新料は決して小さな金額ではありませんでした。それでも、薄毛や毛髪について情報を発信していく以上、学んだ知識を振り返り、資格を継続することには意味があると考えて更新しました。
毛髪診断士の認定更新試験はどんな内容だった?
資格更新で特に気になるのが、「更新試験では何をするのか?」という点ではないでしょうか。
ここから紹介するのは、あくまで私が実際に毛髪診断士の更新試験を受験したときの体験です。試験形式や受験方法は変更される可能性がありますので、現在の試験内容を保証するものではありません。
私が更新した際は、日本毛髪科学協会のWebページ上から更新試験を受験しました。出題形式は○×形式で全20問でした。
実際の問題文を公開することはできませんが、私が受験した際には次のような分野から出題されていました。
- 毛髪の仕組みに関する知識
- 毛髪の特徴に関する知識
- 毛髪に関する用語
- 化粧品・ヘアケア関連の知識
資格取得時に学んだ毛髪に関する基礎知識を、あらためて確認するような内容という印象でした。
私が受験した当時は、公式テキストを確認しながら問題に取り組むことができました。すべての回答を終えたあとに送信し、試験終了という流れでした。
なお、問題数、受験方法、制限時間、テキスト参照の可否などについては変更される可能性があります。これから更新試験を受験する方は、現在の案内を確認してください。
毛髪診断士の認定更新試験は難しい?
私が実際に受験したときの感想としては、極端に難しい試験という印象ではありませんでした。毛髪診断士として一度学んだ基本的な知識を、もう一度確認する意味合いが強い試験だと感じました。
一方で、毛髪診断士の更新試験について、私が確認できる公式情報では具体的な合格点は公表されていません。そのため、「20問中○問正解すれば合格」「○割以上なら必ず合格」といったことは断定できません。
以前この記事では、私自身の推測として合格ラインについて書いていました。しかし、公式に確認できない数字を掲載するのは適切ではないと考え、今回のリニューアルで削除しました。
これから更新試験を受ける方は、合格点を予想するよりも、資格取得時に学んだ毛髪・頭皮に関する基礎知識をあらためて確認しておくことをおすすめします。
認定期間を過ぎた場合はどうなる?
資格を継続したい場合は、認定証の有効期限と更新案内を確認し、期限内に必要な手続きを進めることが大切です。
以前のこの記事では、更新期限を過ぎた場合の再試験受験料や資格認定料について具体的な金額を掲載していました。しかし、資格制度や料金は変更される可能性があるため、現在の記事では古い料金情報をそのまま掲載することは避けます。
更新期限を過ぎてしまった場合や、すでに認定が失効している場合には、自己判断せず、公益社団法人日本毛髪科学協会へ現在必要な手続きを確認してください。
毛髪診断士の資格を取得・更新して感じたこと
私が毛髪診断士になった目的は、資格そのものを持つことではありません。
自分自身が薄毛に悩んできたからこそ、「髪について情報を発信するなら、まず自分自身がきちんと勉強しよう」と考えたことが資格取得のきっかけです。
実際に資格を取得してから時間が経つと、最初に勉強した知識でも忘れてしまう部分があります。その意味でも、更新にあたってもう一度教材を確認し、毛髪について学び直したことには意味があったと感じています。
ただし、毛髪診断士の資格を持っているからといって、AGAや脱毛症について何でも判断できるわけではありません。現在の「薄毛のミカタ」では、毛髪診断士として学んだ知識に加え、公的機関や医学的な一次情報を確認し、実際に自分で経験できるものについては自分でも体験することを大切にしています。
毛髪診断士でもAGAの診断や治療はできない
毛髪診断士について誤解してほしくない点があります。毛髪診断士は医師ではなく、医療資格でもありません。
毛髪や頭皮について学ぶ資格ではありますが、AGAなどの疾患を医学的に診断したり、フィナステリドやデュタステリドなどの医薬品を処方したりすることはできません。
薄毛の原因にはAGAだけでなく、円形脱毛症や頭皮疾患などさまざまな可能性があります。急激に抜け毛が増えた、頭皮に強い炎症がある、脱毛の原因が分からないといった場合には、自己判断せず医療機関へ相談してください。
私自身も、AGAオンライン診療について記事を書くにあたり、情報を調べるだけではなく実際にオンライン診療を受けました。予約から問診、医師との診察までの流れはこちらで詳しく紹介しています。
毛髪診断士になりたい方へ
これから毛髪診断士を目指す方には、私が実際に資格を取得したときの体験も公開しています。
認定講習会ではどのようなことを学んだのか、試験はどのような形式だったのか、取得にはいくらかかったのかなど、実際に受講・受験した経験をまとめています。
毛髪診断士とは?資格の取り方・費用・試験難易度を実際の合格者が解説
毛髪診断士に興味がある方は、今回の記事とあわせて参考にしてください。
「薄毛のミカタ」を運営する毛髪診断士・禿吉について
私は、自分自身が薄毛に悩んだことをきっかけに髪について調べるようになり、その後、毛髪診断士の資格を取得しました。現在は「薄毛のミカタ」で、AGA・薄毛、AGA治療薬、オンラインAGA診療などについて発信しています。
詳しいプロフィールや、「薄毛のミカタ」で情報を発信するときに大切にしていることについてはプロフィールページにまとめています。
Xでも毛髪診断士として、薄毛・AGAや髪についての情報を発信しています。
毛髪診断士の資格更新についてまとめ
- 毛髪診断士認定証の有効期限は2年間
- 資格を継続する場合は認定更新が必要
- 2026年9月現在の更新料は会員2,200円、非会員46,200円(税込)
- 私が更新した際はオンラインで更新試験を受験した
- 私が受験した更新試験は○×形式の全20問だった
- 試験形式や手続きは変更される可能性があるため最新情報の確認が必要
毛髪診断士は、資格を取得したら終わりではありません。認定証には有効期限があり、資格を継続するためには更新が必要です。
私自身も実際に更新を経験しました。更新試験を受けることで、資格取得時に勉強した毛髪の知識をもう一度振り返る機会にもなりました。
これからも「毛髪診断士だから正しい」と考えるのではなく、分からないことは調べ、医学的な判断が必要なことは医師などの専門家に委ねながら、自分自身の薄毛経験も含めて「薄毛のミカタ」で情報を発信していきます。



