禿吉は毛髪診断士の認定資格を持っているハゲです。
毛髪診断士の認定資格には、認定期間があることをご存知ですか?
- 「毛髪診断士の資格を更新するかどうか迷っている」
- 「毛髪診断士の認定資格の更新手順を知りたい」
- 「認定資格試験の内容や更新料について知りたい」
このように考えている方に、毛髪診断士の認定更新の手順についてまとめました。
- 毛髪診断士認定資格の更新手順
- 毛髪診断士の資格更新にかかる費用
- 毛髪診断士の更新試験の問題の傾向
毛髪診断士の認定資格の更新で悩まれている方の参考になれば幸いです。
毛髪診断士ってどんな資格?
毛髪診断士(もうはつしんだんし)とは、公益社団法人日本毛髪科学協会が認定する資格です。
髪の毛のプロフェッショナルとして、毛髪に関する様々な知識を有し、毛髪の悩みを持つ人に対して適切なアドバイスを行うことができます。
毛髪診断士の資格を取得する人の多くは、理美容業界に携わる方が多いのですが、最近ではヘッドスパなどのサロン関連の方が資格を取得されることも増えてきています。
毛髪診断士になれる条件
毛髪診断士は美容師や理容師、サロン関連の仕事に従事する人だけでなく、一般人でも認定試験を受けることで資格を取得することができます。
私も毛髪診断士の認定試験を受けて資格を取得しましたが、美容師でもエステティシャンでもありません。
資格を取得した理由としては、このブログ「薄毛のミカタ」を運営するにあたり、髪の毛に関する知識を持つ必要があると考えたからです。
毛髪診断士としての活動として、髪の毛でお悩みの方からの相談をTwitter上で受けています。
無料相談という形で、TwitterのDM上でヒアリングとお悩みに対するアドバイスを実施しています。
比較的若い男性の方からの相談が多く、高校生からの相談もありました。
【参考】禿吉のTwitterはこちら
禿吉への相談内容
友達に指摘されて見てみるとm字が進行していました。焦りから個人輸入でフィナステリドとミノタブ10mgを購入し服用していましたが、副作用がでて現在フィナステリドだけを服用しています。(フィナステリドの副作用も発症して著しく性欲が減退しました)
10代でaga を発症したということは薄毛になりやすい体質だと思われます。なので薬で改善したとしてもすぐに効果が薄れて、効かないようになるのではないか?という不安で毎日苦しいです。まともに眠ることもできません。週末にクリニックの予約もしました。私はどうすればいいのでしょうか。
先日、agaクリニックでカウンセリングを受けたのですが、勧められたのがフィナロイド 、ミノタブ、サプリ、塗りミノのコースで月々約4万のコースでした。流石に相談しますと言って帰りました。
agaの進行度は2型の様です。現在は違うクリニックを探している状態です。お手数ですが、オススメのクリニックなどはありますでしょうか?
はじめまして!
M字ハゲが進行してきた20代です。
月5000円代で予防したい場合のおすすめのプロセス、薬がありましたらご教授いただきたいです。
よろしくお願いします
頭頂部が結構いってる気がして不安です。ハゲの1歩手前まで来てると思うので、気をつけた方がいい事などあったら教えて欲しいです
毛髪診断士の認定更新手順
禿吉の場合、毛髪診断士の認定期間の終了が「2023年3月末まで」でした。
認定期間が終了する約4ヶ月前に日本毛髪科学協会からハガキが届き、更新手続きを行うことを思い出しました。
ハガキには毛髪診断士の認定資格の期限が終了する事、更新する場合はメールで更新の意思を伝える必要があるということが記載されていました。
認定資格の更新には更新試験を受験する必要があることと、更新料の支払いが必要であるということも書かれていました。
更新試験はまた指定された会場で受けるのかなと思っていましたが、メールで協会に問い合わせたところ、オンラインでの受験になるということでした。
元から更新試験はオンラインだったのか、コロナ禍以降オンラインになったのかはわかりませんが、オンラインなら自宅で受験できるのがありがたいところですね。
毛髪診断士の更新費用
毛髪診断士の認定資格の更新料については、会員と非会員によって更新費用が異なります。
理美容師の方で、日本毛髪科学協会に入会されている会員であれば、更新料は2,200円と非常にリーズナブルな金額となっています。
禿吉のように非会員の場合は、46,200円とそれなりに高い更新料を支払う必要があります。
更新後の認定期間は2年間で、また2年後に更新料を支払う必要があります。
更新料 | 期間 | |
---|---|---|
会員 | 2,200円(税込) | 2年に1回 |
非会員 | 46,200円(税込) | 2年に1回 |
毛髪診断士の認定更新試験問題の内容
毛髪診断士の認定更新試験を受けてみて、問題の傾向と対策などをお話したいと思います。
当然ながら、問題の内容を直接お話することはできないので、問題の傾向についてをお話します。
まず、更新試験は日本毛髪科学協会の公式サイト内にあるウェブページ上で受験します。
出題形式は○×問題が20問出題されます。
今回禿吉が受験した際に出された問題の傾向は以下の通りです。
- 毛髪の仕組み
- 毛髪の特徴
- 用語に関する問題
- 化粧品関連の知識
更新試験は制限時間はないのでゆっくり解くことができます。
公式テキストを見ながら解く事ができるので問題の意図をしっかりと確認できるのもありがたかったですね。
最終的に全ての回答が完了した後、「送信ボタン」を押して試験完了となります。
ちなみにオンライン以外で試験を希望する方は、協会まで電話で連絡することで対応が可能です。
オンラインの方が手間も時間もかからず行えるのでおすすめです。
毛髪診断士の認定更新試験の合格基準
毛髪診断士の認定試験の合格基準については公表されていません。
これはあくまでも私の推測になりますが、20問中7割か8割以上が合格ラインだと思います。
全20問なので7割以上であれば14問以上、8割以上であれば16問以上が合格条件になりますね。
20問中14問というのは少しハードルが低すぎる気がしますが、8割以上正解すれば確実に合格できると思います。
問題自体は非常にシンプルで、ひっかけ問題もないのでテキストを読み込めば必ず正しい答えがわかると思います。
「×」になるケースとしては、用語の違いや数字の違いなどに気付けるかという問題がいくつかありました。
とにかく「髪の毛」についての問題ですから、基本をしっかりと理解できていれば大丈夫です。
落とすための試験ではなく、理解を再確認させるための試験といった印象でした。
認定期間を過ぎた場合どうなる?
認定更新を希望しているのに、認定期間内に更新試験を受けなかった場合、認定は失効し更新ができなくなります。
再度毛髪診断士の資格を取得するには、再試験受験料と認定料が必要になります。
再試験受験料 | 7,700円(税込) |
---|---|
資格認定料 | 36,300円(税込) |
合計 | 44,000円(税込) |
ようするに、最初に毛髪診断士の資格を取得する時と同じく、東京か大阪の会場で講習と試験を受ける必要があります。
毛髪診断士の資格を継続する意思があるのであれば、必ず認定期間内に更新試験を受験しましょう。
毛髪診断士認定資格更新のまとめ
- 毛髪診断士は2年ごとに更新手続きが必要
- 更新には更新料が必要
- 更新試験はオンラインで受験
- 更新料は会員は2200円、非会員は46,200円
- 更新試験問題は全20問
- 更新期限を過ぎると再取得が必要になる