食物繊維が多く含まれる食品食べ物ランキング食物繊維の効果や働き 1日の摂取量目安【dietary fiber】

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食物繊維とは【dietary fiber】

食物繊維とは、人間の体内では消化する事ができない食べ物に含まれる成分のことを言います。

食物繊維には、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」のおおきく二つにわけられます。

食物繊維の働きとしては、便の量を増やして便秘を防ぐ効果が報告されています。最近では、心筋梗塞、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に役立つこともわかってきています。

最近の研究では、心筋梗塞や糖尿病、肥満などといったいわゆる生活習慣病の予防に食物繊維が役立つということも報告されています。

※食品（一部加熱・調理した物を含む）の可食部100ｇ当たりに含まれる数値

※食品（一部加熱・調理した物を含む）の可食部100ｇ当たりに含まれる数値

食物繊維は、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の二つにわけられます。

水溶性食物繊維は、水分保持能力が強く、ドロドロと粘りのある状態にする働きがあります。

水溶性食物繊維の主な効果として、小腸での栄養素の消化吸収を抑えて遅らせる効果が報告されています。

また、腸内の有害物質を吸着して体外へ運び出す働きもあります。

主な水溶性食物繊維としては、以下の通りです。

ペクチンは、りんごやみかんなどの果物、芋類、キャベツやダイコンなどの野菜に含まれています。

ヘミセルロースは、こんぶやわかめなどの海藻類に含まれています。

ガム質は、大豆やカラス麦等に含まれています。

不溶性食物繊維とは腸の蠕動運動（ぜんどううんどう）を活発にすることで、消化管を通過する時間を短縮させる働きがあります。

不溶性食物繊維は、非水溶性食物繊維と呼ばれることもあります。

不溶性食物繊維は体内の消化管の中で水分をかかえ込み、容積を増加させる働きがあります。

消化管内で水分をかかえこむことによって、便の量を増やし、便の排泄を促進すさせる効果が報告されています。

主な不溶性食物繊維としては、以下の通りです。

セルロースは、主に大豆やごぼう、小麦ふすま、穀類などに含まれています。

ヘミセルロースは、主に小麦ふすま、大豆、穀類、野菜類などに含まれています。

リグニンは、主に小麦ふすま、穀類、完熟野菜類などに含まれています。

食物繊維には、髪の毛にとって非常に重要な働きがあります。

食物繊維には、血中コレステロールが増加しないように作用すると言われています。

血中コレステロールが増加すると、皮脂が沢山出てしまうため、頭皮の環境に悪影響を及ぼすおそれがあります。

食物繊維は、髪の毛の成長にも非常に重要な成分ですから積極的に摂取することをおすすめします。

ウスゲスキー教授

ホッホッ。食物繊維を摂取することは髪の健康にも重要ですね。

食物繊維は、現代の生活では比較的不足しがちな栄養素と言われています。

食物繊維を過剰に摂取する事で起こることは、便秘の人が不溶性食物繊維をとり過ぎると、便の量が増えることによってより便秘が悪化するおそれがあるということが報告されています。

食物繊維には、水溶性食物繊維もあるので、便秘がちの人は、水溶性食物繊維を積極的に摂ることをおすすめします。